NBSホテルズ&リゾーツ株式会社

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第18回『弊社コンサルに聞く:売上UPの思考改革②』

第18回『弊社コンサルに聞く:売上UPの思考改革②』

第18回『弊社コンサルに聞く:売上UPの思考改革②』

 今回も「NBSチェックリスト200」に沿って「今こそやるべき改善策 続」について、武田COOと話して参ります。

-敵を知り、己を知れば百戦危うからず。同時に、敵も己も環境等で常に変化するものなので、井の中の蛙じゃ駄目ですよ、と。

 

もちろん、そういった諸々を私たちがしっかりとサポートさせていただくわけですが。

あと、同じくOTA対策つながりで、「NBSチェックリスト200」[Check No42] 画像は訴求力のあるものが登録されているか という項目をピックアップしましょうか。さて、「訴求力のある画像」とは、どういうものだと思いますか?

 

-いわゆる一般的なアイキャッチの3Bは、「baby(赤ちゃん)」「beauty(美人)」「beast(動物)」と言われますが、「ワンコと泊まれる宿」でもない限り、可愛いワンちゃんの写真を載せる必要は皆無、というか、逆効果とも言えますよね。同じ3Bでもホテルの3B、「bed」「bath」「breakfast」のほうが、よほど訴求力はあるでしょう。つまり、カスタマーにとって必要な情報で、更にそれが魅力的なヴィジュアルであればなおヨシ、ということでしょうか。あとは、初めて訪れるゲストのためにも、外観写真は必須だと思いますが、いくら美しい外観でも、施設のトップページ等にあればよい情報であって、プランの紹介ページには不要な情報。どこで使うのかによって、訴求力の有無、強弱は変わるものだと思います。

 

感染症対策への意識もいまや必須。以前、にっこり笑顔のフロントスタッフが、マスクを着けずに接客する写真に違和感を感じる、という話題がありましたね。カスタマーのニーズも移り変わるものですから、時代やニーズに沿って適宜に変更していく柔軟性も必要でしょう。見た目の美しさも大切ですが、ここでは「OTAで勝つための訴求力」を追及して結論付けると、「然るべき場所」で「カスタマーに必要かつ魅力的な情報」を与えられるものが「訴求力ある画像」ということになるでしょうか。

 

-ひと昔前と比べると、スマートフォンのカメラもずいぶん性能が良くなりましたし、簡単に画像編集のできるアプリやソフトも多くありますから、OTAのプラン詳細画面やブログに載せても十分に映える画像が撮れる、ちょっと腕のいい素人カメラマンも、身近に結構いらっしゃるのでは。スマホ写真の上手な撮り方を紹介しているWEBサイトなんかも参考になりますよね。

 

加えて、「NBSチェックリスト200」[Check No41] 画像に適切なキャプションが登録されているか  という点も同時に意識しておいていただきたいですね。活字の羅列より、ヴィジュアルと一緒に与えられる端的な文字情報のほうが、見る側に吸収されやすいものです。情報過多な時代ですから、情報は多いほど良いというわけではなくて、適材適所、より早く明確に伝える工夫も必要で、それができれば、「客寄せ」のみならずコンバージョンアップにもつながるはずです。

 

-情報の整理整頓、ということですね。

 

最後に、以前(第14回ブログ)話題に挙げたように、コロナ禍による日毎予算の修正を進めている中で、「NBSチェックリスト200」[Check No19] 日毎予算は全スタッフに共有されているか、を改めて周知すべきと思っています。ともすると、経営者よりマイナス思考に陥りがちな現場のモチベーションを保つために、達成感を感じてもらうことはとても重要です。経営者だけが苦労して走り回るのではなく、また逆に現場だけに負担を強いるのでもなく、「経費編」同様、改善して、働く場をみんなで守るんです。

 

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今回はこれまで。

コロナ禍で二度目の春、GoToキャンペーンの全国的な再開は当分先になりそうですが、今年も桜は咲きました。

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